洞爺町滞在中、宮田書店を出てふらりと大きな通りに戻ると今度は文房具屋さんに出会いました。
見切れていますが画面右側が宮田書店の回にも出てきたAマートとうや湖店。
そして道(国道37号線)を渡ったところにあるのが福島文具店。
比較的建物は新しそうでしっかりとした大きめな店舗でした。
店内は現在品物ぎっしりというものではありませんが以前はかなり品揃え多く取り扱っていたであろう棚の造りと雰囲気でした。さっき書店でルーズリーフを買ったところなので今度はボールペンを買います。昔たいへん人気のあったぺんてるの水性ボールペンがたくさんありました。ずっと見かけなくなっていたもので嬉しくてそれをもって即レジへ。
レジでは店主さんが試し書きをしてくださり、もうインクが出なくなっているからこれはどうですか、と別のボールペンを提案されたのでした。正直出なくてもいいからもう見かけなくなってしまったそのペンが欲しい気持ちもあったのですが(コンロの上で少しあたためて使えるようになる裏技が昔ありましたのでそれが脳裏によぎりました)、お店のご主人の提案どうり別のボールペンを購入することに。それがのちに最高のボールペンだと知ることになるのですがこの時は見たことのないボールペンだななどと思っておりました。
そしてレジ前に並んでいた学習帳がなんだか無性に欲しくなってそちらも購入。
裏側には保護者の名前と住所と電話番号、子どもの血液型まで書く欄がありました。時代の違いによるものですが、ここまでがっちり個人情報を載せるとは(笑)これが緊急時役立った例があるかどうかはともかく(あるかもね?)なんとなくノスタルジー。良い買い物をしました。
マス目があるしさんぽの地図を描くのにでも使おうかな。
上の画像はボールペンを入れてくれた袋です。
今でも文房具屋さんではこういう袋が主流なのでしょうか?昔とくらべて文房具屋さんに行く機会がめっきり減ったので忘れかけていましたが、メーカーが販促を兼ねていくらでもこういう袋がありましたよね。ケスパは今はないのかもしれませんが後継であろう「ケスパケア」なら今でも見かけます。
そしてこのボールペン、私が当初買おうとしていのは0.7のボールペンなのですが、よくみるとそこには1.0の文字。
ちょっぴり、ありゃりゃ太さまでが違う~と思ったのですが、書いて見るとこれがとても書きやすい!「書いてる」というより「すらすらと紙の上をすべっていく」という表現の方が近いです。何の力もいらないというくらい。お体の都合で力が入りにくい方や書き仕事が多くて指や手がつかれている方など、一度試してほしい1.0ボールペン。
中高生の頃はペン先がとにかく細いのが人気でした。ちまちまと細かい文字をかいたりするのもありましたし「ペン先が細いのが新しい」という風潮もあって一生懸命0.3mmのボールペンで書いていましたが、ペン先が細いと紙を削ってしまうこともよくありましたし、若干紙を削りながら書いてるような重さも感じていました。やっぱり昔ながらの0.7mmが一番いいな、なんて思っていた頃にこうして出会った1.0。今後の文房具屋さん巡りで常に念頭においておきたい品となりました。福島文具店(ステーショナリーショップ FUKUSHIMA)ありがとうございました。
福島文具店
“最高に書きやすいボールペンが見つかった。福島文具店( 洞爺湖町)|北海道の文房具屋巡りさんぽ#2” への1件のコメント
[…] 前回の文房具屋巡りにて、めちゃくちゃ書きやすいボールペンに出会ったことを機に、太めのボールペンを探すようになりました。 […]