前回からの続きです。動画派の方はこちらをどうかご覧ください。風のガーデンをゆっくり巡っています。記事はこの下に続きます。
前回はこの白露錦(ハクロニシキ、五色ヤナギとも)のよさなど見てきましたが、そのまま散歩を続けます
そして長いお花のアーチ。
ツル性の植物というのはアーチをつくってくるのが素晴らしいですよね。玄関へ続くアプローチがこんなお花のトンネルだったら素敵だろうなぁ。
ハニーサックル・テルマニアーナの黄色が元気をくれます。バラも良いですがイングリッシュガーデンに合うのはもしかしたらこちらかもしれませんね。
少しピンクのハニーサックルテルマニアーナもあるようでした。そしてくねくねのアーチを抜けると
そこには小さな池と後ろは森の木々です。ハクロニシキが美しく彩っていて素敵な風景でした。
池も「ザ・池」という造りではなくギリギリまでグリーンがありとてもナチュラルな雰囲気です。
楽しかったのはこちらの植物。近づいてみると「Touch me♪」と書かれていたのです。
おそるおそるそっと触れると、なんとももっふもふ。みっちりした毛並みはぬいぐるみの耳部分そっくりでした。ラムズイヤー(子羊の耳)との名前だそうで、ほんとうにかわいらしい植物ですね。でもこうして美しい庭にかわいらしく置かれているのをみて初めて「植えてみたい」となるので、素敵なガーデンを見ることの偉大さが分かるひと時でした。この小さな苗をお花屋さんでみかけたとしても欲しいとは思ったかどうか…。実際にこうして素敵なお庭にあると、白っぽい緑が周囲を明るくしてくれて、質感の違いで存在感もでて、雰囲気も良くなりでかなり素敵なガーデンのカギになってくれている植物に思えます。
素敵なお庭だからか、素敵なお花だからなのか、さりげなく咲いている花にもストーリー性を感じます。
サルビアに白があることすら知りませんでしたが、これならいくら咲いてもお庭が爽やかに輝く一方で、全体の雰囲気が暑苦しくなったり暗くなることもありません。白いお花良いですね。こんなんなんぼあってもいいですからね(激推し)。
こちらのガーデンはイングリッシュガーデンだからなのか、大きくて派手なお花は少なく、一つ数ミリ単位の小花がまとまって咲いたときの美しさや、少しうつむき加減に咲くお花だったり、野の花だったりと一つ一つはちょっと控えめなのですが、全体の美しさが見事です。
そんな美しいガーデン全体を見渡せる場所へ。
こう言われると数えながら歩いてしまいますね(笑)。みんなそうするんだろうなと思いながら、35歩、歩いてみました。
そんなに急な坂でもないのに、10歩歩いたかどうかの時点でこの美しさです。
周囲は美しい森なので建物も車もなく、本当に別世界のような…ルピナスが風に揺れ、小鳥が鳴き、小花が明るく咲く素敵な空間。
途中、歩幅を狭めてみたりしておりましたが(笑)、ちゃんと35歩で見晴台につきました。
見晴台からの景色
展望台には誰もいなかったのですが、こんな景色、つい長居してしまいそうです。木々も草花もやんわりと風に揺れている様子を、いつまでも眺めていたくなります
そうそう、見晴台を下りているとき、グリーンハウスの脇に立てかけられていたお手入れ道具たち。
これはディスプレイなのか、実際にお手入れに使われている現役の道具のか、どちらなのか分かりませんが、お手入れ道具もきちんと置いてあるとなんだか絵になりますね。この光景に物語のようなものを感じてしまいました。
さあ グリーンハウスのテラスが見えてきました
見晴台から下りたらグリーンハウスです。
素敵ですね。中に自由に入れます。写真撮影自由ですと書かれてありました
グリーンハウスの前あたりのガーデンもまた花が多く素敵でした
次回は風のガーデンに広がっていた美しい場所を歩きます。どうかまた次回ご覧ください。
風のガーデンの場所はこちら
新富良野プリンスホテルの場所はこちら(駐車場がここになるのでナビは風のガーデンでなくこちらを設定すると良いと思います)
“富良野の風を表現したような爽やかな雰囲気の風のガーデンを散歩する_その3” への1件のコメント
[…] す。次回はぬいぐるみのような草やガーデンが見渡せる見晴台、グリーンハウス、お花のトンネルと水辺などなど。次回もどうかご覧ください。 […]