「泣き喚くのは覚悟がなかった証拠だ」土方歳三愛用のウィンチェスター銃|ゴールデンカムイで寄り道さんぽ#52

前回旭川市の師団通りの記事でしたので今回もさんぽらしくそのまま旭川市の北鎮記念館の記事です。北鎮記念館内のこちらのコーナー。

銃が並んでいます。この一番下の銃がゴールデンカムイの作中で土方歳三が愛用していたウィンチェスター銃。

成人男性でも(自衛隊の方でも)この銃は重く感じるそうです。それを軽々振り回していた作中の土方歳三のかっこよさが際立ちます

第58話では茨戸にて右手に兼定、左手にウィンチェスターを掴み抜刀斬込していました。

夏太郎「すげえ・・・」

第58話『茨戸の烏合』より

このウィンチェスター銃は、第55話を見ると分かるのですが土方歳三が銃ごとクルクル回しながらレバーを90度下に引っ張って「ジャキッ」っとやってます。その90度下にひっぱるための空間が必要になるので、戦闘中に這いつくばるような姿勢で撃とうと思うと途端に難しくなることが想像できます。そんな訳でだんだん使われなくなっていくようです。

“ジャキッ”

土方歳三「泣き喚くのは覚悟がなかった証拠だ

次の喧嘩は野良ネコ相手でも命を掛けて挑むことだな」

ゴールデンカムイ第55話『鰊七十郎』より

確かにビヨンと飛び出た大きなレバーが見えます。戦闘中は邪魔になるかもしれません。

※北鎮記念館の説明によると、このウィンチェスター銃は村田銃などの大きさ比較のために展示しているようで、第七師団が使っていたというわけではないようです。