札幌といえばラーメン、ラーメンといえばラーメン横丁、ラーメン横丁と言えば…
すすきのにありますラーメン横丁(正しくは元祖さっぽろラーメン横丁）には名店が軒を連ねていますが、その一つに「ひぐま」さんがあります。1972年創業のひぐまさんは、創業50年を超えたラーメン界では老舗になりますね。もこもこっとした「ひぐま」の字体が、まるで木彫りのクマをみているような懐かしいお土産を見ているような心地よさを感じます。（ひぐまさん公式サイトはこちら）。2023年現在ウーバーイーツやwolt もやっておられるそうでお喜びの方も多いことでしょう。
冒頭で札幌と言えばラーメン、と申し上げたのですがもっというと札幌と言えば味噌ラーメンになるのではないでしょうか。ひぐまも味噌ラーメンを軸としたお店です。店舗のメニューとしては「ひぐまコク味噌」「さっぽろ味噌」「白味噌」があります(※その他醤油ラーメンもメニューにあります。「ひぐま醤油」「札幌醤油」）。
中でも私個人的に気に入っているのは他店の味噌ラーメンとの違いを画す「白味噌」。白味噌の甘みが生きる一杯で、「ラーメンはしょっぱい」というイメージの方にもお試しいただきたい一杯なのです。
今回はそんな「ひぐま」さん監修でさらに麺があの「西山製麺」が出している市販商品を買ってみたので今回はその感想など。
元祖 さっぽろラーメン横丁。細い路地とその両側にひしめくラーメン屋さん…そんなラーメン横丁がすぐ思い浮かぶパッケージ。これお土産にしたいところですが生めんの冷蔵商品なのでちょっと難しいですかね。
西山製麺（ここは間違いない）の王道ちぢれ中太高加水麺が二人前分。
市販用とお店用で麺の配合に違いはあるかもしれませんが、実店舗も西山製麺使用だったはずなのでこれは期待できます。
この白味噌スープの優しい色合い！
旨みやコクはしっかりあってガツンと塩味がこない優しい感じなのです。食べやすい
スープを一口いただいてすぐ、あ、この味！となりました。やはり普通の味噌ラーメンやコク味噌とは違いますね。どちらかというと甘みがあります。「濃くしておけばいいだろう」というようなものではなく、口当たりは穏やかな味わいだけどしっかりコクと旨みはある、という感じ。大好きな味でした
パッケージ裏にはこう書いてありました
「豚ひき肉(50g)、醤油数滴を加え、ひき肉に火が通るまでいため、トッピングしてください」
そうそう、そうでした。お店のはひき肉があるんでした。
ひき肉すらトッピングせずに作った今回のラーメンでしたが、まあでもなくても全然おいしかったです、ひき肉。
販売元である西山製麺はサッポロラーメンを支えてきたといっても過言ではない製麺所で、たしかあの二条市場にあるだるま軒の二階から始まっていたのではなかったかな。今や札幌の児童たちの社会科見学場所としても有名なくらい、地元の大切な企業となっております。
そんな訳で今回はひぐまのラーメンの市販品がおいしかったよの巻でした。白味噌、一度お試しください
ひぐまの場所(横丁本店）はこちら
ひぐまサッポロラーメン屋台ひぐま中央市場店はこちら
ちなみにサッポロラーメン屋台ひぐま中央市場店ですと、札幌場外卸売市場を散策がてらひぐまに行くことができますが、場外市場を散策しているとどうしても海鮮ものの口になってくるので海鮮丼に流れてしまいラーメンは食べずじまいなんてことも無きにしも非ずです。それもまた、さんぽ。