海の近くを散歩しながら出会う、長万部に愛されたお菓子あめせんの松浦商店_長万部の魅力その2


長万部の魅力シリーズその2です。今回はレトロなお菓子工場へ。

2.一見住宅地で何もない、そんな道をゆくと…

駅のすぐ突き当りは海という環境の長万部

海が近い町というのは独特な開放感というかゆったりとした空気の町が多いですが、長万部も例外ではありません。なんとなく車のスピードものんびり。多くの人がせわしなく行き交うような街ではありません。ただ昔の写真を見ると駅前の商店街は栄えていて人も車も大渋滞だったりしますので、時代的なものもあるのかもしれませんが。

そののんびりした空気に浸りながらゆっくりと住宅地を歩いて行くと「あめせん」で有名な松浦製菓があります。こちらもぜひ見ておきたい場所です。

おさんぽ気分で駅から少し歩いた場所にあるあめせん工場、松浦商店(松浦製麺所)

この道は駅前通りと違って長万部を通過する場合普通は通らない裏手にあります。

窓にあめせんやでんぷんせんべいの写真が飾ってありました
これがないとここで合ってるのかなかなか判別が難しいのでありがたかったです
花飾り。
商品を言うと持ってきてきてくださいます
待っている間に見かけた中央のあの石窯?でやいているのかな、あめせん。
駅前通りに戻ってきました。シャッターを閉じた店も多い様子ですが
クリーニング屋さんなど建材のお店も。左の広いスペースは無料駐車場!

私は住宅街をあるきましたがちょっと大回りにはなりますが海沿いを歩いてあめせん屋さんに行くのもいいですね。長万部海岸の開放感は特別素敵なのです。駅から松浦製菓へ続く道は、今は住宅地としか思えない向きもありますが、歩いて見ると以前はもうすこし「飲食店街」だったのかなと思う雰囲気があります。営業終了してしまった店が多いのですが、海の街の歓楽街がおそらくこの通りにあったのではないかと感じながら歩いていました。今でも営業中の店もいくつかあり、住宅街にしては飲食店が多いのです。これはやはり昔飲食店街だった名残なのではないかという思いがあるのですが…お詳しい方是非X(旧Twitter)の北海道さんぽのアカウントに飛べますのでリプライでご享受ください。トップページからも旧Twitterに飛ぶことが可能です。

松浦商店へ続く道。シャッターがとじたままの店舗跡が多い。
以前はかなり栄えていたのではと考える
松浦商店へ続く道その2。このあたりは駅からすぐですね。
シャッターを閉じてしまった店が多い中でポツポツと元気に営業中の新しいお店も点在する
松浦商店へ続く道その3。今は至ってのんびりした道ですが
かつては繁華街感のあった道なのではないかなと思いながら散歩。

もちろん営業中のお店もあります

松浦商店へ続く道その4
右は居酒屋「呑季」さん。時間帯的にシャッターが降りているが夜には人気店に。
左はグラスさんでこちらも元気に営業中の人気店
松浦商店へ続く道その5。
スナック ポパイというテント看板が残っていましたが
営業はしていなさそうに見えました。以前はこういうお店がこの通りにたくさんあったのではないかな

ちなみに…あめせんは通販もできます

松浦製菓は老舗の製麺所でもあります。なので検索される場合は「松浦製麺所」で検索した方がヒットするかもしれません。パッケージ裏は「松浦商店(有)」となっていました。「松浦製麺製菓(工場)」でもヒットすると思います。

あめせんは2種類あります。左がピーナッツ、右がゴマ。購入時各150円だった記憶
赤青白を基調とした素朴なパッケージ。北海道長万部限定とありますね
こちらはゴマ。左のピーナツにくらべ焼き色も若干違ってくるのでしょうか。
どちらも香ばしくおいしかったです
この「バリ」部分が好きという方は多いようです。
私も袋に残っていたバリを大事に食べました
食べやすく割ったりして…
中に水あめ(麦芽糖)が入っています
長万部のあめせんはぜひ緑茶と一緒に

本当言うとこのあめせんは駅舎内の観光案内所で買えるのですが、この雰囲気を見ておくのも旅の醍醐味かなって、そんな気がします。ご年配ご夫婦が対応してくださいます。どうかのんびりあたたかくお買い物を楽しまれてください。お急ぎの方やぱぱっと買いたい方、まずは一つ試してみたい方は長万部駅でもさっと購入することができます。

麦芽糖もおすすめですよ。今なかなか買えませんですものね。麦芽糖はせんべいなしでもお料理に使えます

あめせんもそうですがこの麦芽糖がかなり価値あるお品だなという印象を受けました。あめせんではなく「でんぷんせんべい」という軽いおせんべい(こちらも同じく松浦商店にあります)とこの麦芽糖を購入して、自分でつけてたべるのも昔の縁日を思い出す懐かしいおいしさでとってもおすすめです。

パッケージにこんなに大きくかいてあるので、遠方の方は通販も良いかもしれません。

あめせんの袋の裏側には地方発送致しますの文字。
遠方の方には嬉しいですね

あめせん、ハマる人はハマるようで、一つ食べて余りのおいしさに帰りに駅で買い占めて帰ったなんて話を聞くこともあります。初めて食べてもどこか懐かしい味であることは間違いないです。

松浦製菓はこちら(あめせんは長万部駅でも買えます)

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