今回は西友平岸店を振り返ります。街中のスーパーにしては大きい方だと思います。サンキもセリアもあるので便利でした。テナントは基本残るのでサンキもセリアも残るのでしょうが大きな西友看板がなくなるのは寂しいです。こちらの店舗は2階の西友商品を1階で精算するところが少し変わっているというか、なんだか都内のサミットとかライフみたいでおもしろいです。
それでは写真でゆっくり振り返っていきたいと思います。

奥に見えているマックの隣が西友です。




どの店舗も2重扉の間にこうした情報を掲げてくれていますが、ここは出入口であまりゆっくり立ち止まれないので、正直今まであまり見てきませんでした。改めて見てみると細かいところまでこうして工夫があったんですよね…









西友は割とこのシリーズを潤沢に提供し続けてくれました
あのときパスタが品薄になった原因を今となっては思い出せません。
外出自粛でおうちごはんが増えたからだったかな?




















平岸店の2階はサンキですが、西友の買い物をしている間は(2階に西友のレジがないので未精算品を抱えている為)入れません。西友とサンキ両方に用があれば先にサンキへ行ってしまう方が圧倒的に効率的です。じゃないと1階2階を何度も行き来する感じになります(笑)ですが今となってはその行為すら懐かしいというか名残惜しいというか(笑)サンキではよくタオルや家用のTシャツを買うのにお世話になっています。サンキ大好き

1階は食品、2階は食品以外、という分け方ではなくて2階にも食品があります。
お菓子やお茶珈琲など嗜好品は2階にしたんですね。1階2階に分かれるのは不便という見方もありますがその分たくさんの商品陳列になっています。他店舗で売り切れでも平岸店で在庫ありで助かったことが何度かあります。









鼻が痛くなりにくい仕様になっていながらも価格は控えめ。
もっと柔らかいティッシュは存在しますが高級品なので…こちらは西友オリジナルで価格面とのバランスが最高だったティッシュ。閉店前にさらにストックを増やしました(笑)




一袋の内容量が多く、価格控えめで本当に厚切りなので人気があった西友のポテチ。たくさんお世話になりました。毎週末のように買っていたような気もします

そしてもっと「2点で」を強調しても良いのでは(笑)

西友のオリジナル商品である均一菓子シリーズは、2点で買うとお得なことが多々あるため、もう習慣でこのシリーズはなんでも偶数買うことが多かったのです。どのみちハズレはなくおいしいので

人気商品だったようで西友営業最終月(9月)になると真っ先に姿を消し、以来色んな店舗を廻りましたが福住店で一度見かけたのみでした
西友オリジナルの「みなさまのお墨付き」シリーズ、とりわけ人気のチョコビスケットに関しては他グループの均一菓子でみかけないんですよね。でもどこかにオリジナルを作っているところがあるはずなのですが。北海道でのみ流通していないのかもしれない。どちらにしろ今月でお別れのお菓子です。その他のしみ込みチョコパフとか麦チョコは他でも見かけるので、またどこかでね、という感じはします











現在はちょっとした休憩エリアになっていますが、開店当初はどんな使われ方だったでしょうか。
平岸店は都市部店舗なので他店よりは狭めですがやはり陽の光をとりこむ明るいサンルームのようなエリアがあります。西友は建築時期によりますがこのタイプが多いですね。とても良いデザインだなと思っています。降雪時期のメンテとかたいへんだったかもしれませんが。
基本今後も建物自体は残るのだろうと思いますがどの店舗もサンルームエリアをどう活用していくのか個人的にはちょっと気になっています。休憩エリアかイベントエリアか…いろんなお店の出張販売エリアになったら楽しいかも。
ちなみに色んな場所に住んだことがありますが、ここまでどのスーパーにもベンチやテーブルセットを設置した休憩エリアが充実しているのは北海道だけです。比較的土地を確保しやすいこと以外に、雪国なことが関係している気がします。






こうしてサンルームを作ることで、シビアな話をすれば売り場面積がその分大幅に減りますからね(特に2階3階部分)。それでも意匠を凝らした造りが多い西友、昔からおしゃれだったのです…




そして最後に平岸のみならず全国的にある意味有名な「平岸高台公園」から見た西友を。見つけられるかな?

この「平岸高台公園」はかなりの坂になっています。平地が見当たらないくらい。ですがその坂が雪遊びにはもってこいなのです。
雪のない季節でも坂の上からは平岸の街を見渡すことが出来ます。以前はこの坂の下が「南平岸駅」坂の上が「HTB(北海道テレビ)社屋」でしたので、水曜どうでしょうの次回予告撮影に使われたりしておりファンに人気が。でもどなたでもこの坂からこの街を見渡せば、なんとなく平岸に住みたくなってきますよ
ところで平岸の街の西友は見つけられたでしょうか。見にくかったかもしれません。最後に拡大写真を

様々な工夫で少しでも多くの品物を揃えて営業してくださった西友平岸店さん今まで本当にありがとうございました。
ところで、2024年9月現在、西友平岸店がイオン平岸店になるに伴ってイオン南平岸店との距離が短すぎるのでこれはどうなるのかとSNS上で地元民の間ではちょっとした話題です。
でも札幌市西区の琴似はイオン琴似店(旧ダイエー琴似店)の一軒あけて隣がマックスバリュ琴似店。それでもどちらも賑わっているのでおそらく問題ないと思います。しかもその「一軒あけて」の一軒というのはツルハドラッグなのですがそのツルハも元々トップバリュー商品を扱うくらいイオン寄りだったのが2027年ごろに完全子会社化(店名は残る)らしく、そうなればの話イオンが3軒続く形になります。
平岸も、西友平岸店に通っていた圏内の方々の多くがイオン平岸店へ行くということになりあまり商圏の影響はないと思います。(イオンすごいですね…)
~追記~

閉店が差し迫った九月下旬、再び訪れました。雰囲気はさすがに若干閉店モードです。




お米は入荷不安定で入荷してすぐ捌けてしまいます。
もそれでも閉店が決まっている西友各店舗なのに何度も何度もお米を入荷してくれている様子が見られました。
ありがとうございました


こうなってくると半分残った商品のためにチルドコーナー全体を冷やさなくちゃいけないのは
お店もたいへんですね


西友だって閉店にむけて早く商品を捌けさせたいと思うんですけど、人気商品を中心になんども入荷してくれているのが分かるんですよ。いつ行ってもないからもう入荷しないんだと思っている商品でも、時間帯が違えば出会えたりします。みんな最後だし記念も兼ねて買っているのでしょうね。
そして西友のカレー。西友の本格的レトルトカレーは人気商品で、安価(本格的レトルトカレーを出している各社の半値以下)で、味の種類がたくさんあり、毎日カレーでも飽きないのではというほどありますが、閉店間近の昨今、各店舗でこれでもかと西友「みなさまのお墨付き」シリーズのカレーを補充してくれてあります。西友からの最後のプレゼント。みてくださいこの棚

下の一段全部マッサマンカレーです。こんなにぎっしり。最後に買っておきたいという消費者の気持ちに応えてくれたとしか思えません。全部売れるといいな。
その一段上は某有名メーカーの半値以下で本格的と一時話題になったバターチキンカレー。こちらもかなりの数。

最後にこんなに仕入れてくれてありがとう
カレーに関してはこの時は敢えて買いませんでした。半年かけてストックを買ってきたので。最後の最後なのでストックしてなかった方々に行き渡りますように(今買えばその分賞味期限も長いです)。
西友撤退のニュースから半年。”買い占め”にならぬよう半年かけてちょっとずつ、かなりの西友商品をストックしてきました。家の中は西友商品でいっぱいです。しばらくは西友の酵素洗剤で洗濯し、西友の珈琲を飲み西友の青汁を飲みお菓子を食べして暮らしていけそうですが、まあそれも其々期限がありますからね……
西友だけを利用している訳ではありません。道民なのでもちろん地元スーパーに行くことも多いし応援していきたいです。それぞれのスーパーに思い出があります。そして今後はアークスグループやコープさっぽろ、ダイイチや北雄ラッキーなんかに通い詰めることになると思いますが、全国基準のスーパーがなくなっていくのはちょっと寂しい気もします。