ありました、ありましたよ!推しの札幌土産、樽入りサッポロビールクラッカー


坂ビスケットの「サッポロ ビール クラッカー」。以前の北海道民の正しいおつまみ | サッポロビールクラッカーの記事で、最近はとうとう売店(直売所)でも樽入りを置かなくなってしまった…と書いたのですが、ごめんなさい。見つけました!!

…ということで訂正記事を書くという名目で、実はもう一度買いたくて仕方なかったこの樽入りビスケットをウキウキで即買い。まだあったんだ…!

この渋い色合い。昭和の雰囲気。懐かしい…!

散歩中に立ち寄った坂ビスケットの直営売店で、お徳用のラインビスケットを購入後、レジを後にしようとした時…レジの右側に、この忘れもしない懐かしの容器が並んでいたのです。

秋の陽に照らされる坂ビスケット。工場横に併設された直売店。味のある建物。
直売店にはここだけの価格のお徳用商品なども並んでいる。
この日はラインビスケット(写真右)のお徳用袋を買うために立ち寄った。
するとレジ横に、ずっと欲しかったあの懐かしの容器が!!

おもわず小さくあッと声が漏れました。

いや、レジの左側の薄暗いショーケースに、いくつか並んでいる樽は前から認識してたんですよ。でもあれは雰囲気から言って商品と言うよりもはやオブジェ。でもこれは値段がついて他のビスケットと同じ棚にある。これはもしかして買える商品なのでは…?

思わず店員さんに「これ…買っても良いですか?」と少し頓珍漢な発言をしてしまう。咄嗟だったのでなぜか一つだけの購入でしたが、今思えばもっと買っても良かった。なにせ10年以上ぶりの再会(そして次いつ会えるかも分からない)。

これはずいぶん久しぶりに再販されたんだなと思い、かなり懐かしいですよね~というようなことを少し店員さんに伺うと

「そうなんです。もうずーっと売ってます」

とのこと。…そ、そうなんだ(笑)

私は何年もたまたま品切れの時だけ訪れていた可能性が出てきました。

それにしても、こんなに安かったかしら?1樽300円。

直売所なので商品が小売価格より安いのですが、とはいえ以前300円では買えなかった気がする。かといって約10年前にいくらで買っていたかは定かではないのですが。460円とかではなかったか?

分かりませんが、でも当時も「こんないい容器にたっぷり入って良心的!お土産にいいな」と思いながら買っていたのは確かです。

これお土産にとってもいいと思うんです。自分用の旅土産にも。

エンボスでSAPPORO BEER・CRACKERの文字と星のマーク。

樽に直接SAPPORO BEER・CRACKER のエンボス加工があるこだわりっぷり。その下には坂 栄養食品株式会社との文字もエンボス加工で施されています。社のロゴも。坂ファンにはこれが嬉しかったりします。

テープ、開けやすいように端を織り込んでくれてある。優しい。
樽をあけるとぎっしり入ったクラッカー。
容器だけが大きかったり上げ底が多い昨今、これは良心的で逆に驚く。

中身は豆菓子と軽いビスケットなのでお子さんからお年寄りまで渡す人を選びません。それに300円には思えないこの大きさ!

高さ約15センチの容器にぎっしり入ったクラッカーと豆菓子。

これなら食べ終わった後も樽型容器が思い出と共に手元に残ります。ビンとか缶といった、「残る容器」に入ったお土産は大好きですが、これはビンほど重くないし、ガラスじゃないので割れる心配も少ない。缶もいいけどお土産として渡すまでは凹ませないよう気を使いますよね。これはプラ製なのでお土産として買ってもあれこれ心配が少ないです。

食べ終わった空の樽の中には、北海道旅行時のチケットや写真など旅の思い出を入れてカプセルにしてもいいし、再度お菓子を入ても楽しい。駄菓子などの個包装のお菓子を色々詰めたらお子さんも喜びそうです。

私はとにかくキッチンカウンターにずらっと並べて海賊気分を楽しみたい。

中袋を取り出すと、これがよく樽に入っていたなと思うくらいクラッカーがたっぷり出てきます。
この、豆菓子がまた美味しいんですよね

坂のビールクラッカーは、他社のクラッカーより甘めです。

この甘みが北海道の味なのです。地元メーカーだからこその味、地元民が食べているものだからこそお土産にぴったりな気がする、そんな一品です。

~ちなみにの話~

ちなみに、明治~昭和初期のものが集められた札幌市・開拓の村に展示されている、昔のサッポロビールのラベルがこちら。

昔のサッポロビールの瓶。北海道開拓の村に展示されている。

下が坂ビスケットのサッポロ ビールクラッカー

坂ビスケット サッポロビールクラッカーのラベル

私なりの解釈としては「サッポロビールクラッカー」と一口に言っても

「サッポロビール クラッカー」ではなく

「サッポロ ビール・クラッカー」(札幌のビール用クラッカー)ということなのかなと思います。札幌の会社ですから間違いではないですね。

星マークにSが入っていますが、札幌のSか坂のSか…どちらにしろ地元ビールの雰囲気をうまく出しながらメーカーの邪魔しない程度に仕上げたのかなという感じ。ビールメーカーとビスケットメーカー、特にお互い競合するような職種ではないので、発売当初はあやかりつつも地元が誇るサッポロビールを盛り上げる狙いもあったんだろうか、などと勝手に一人で妄想を広げている。サッポロビール園にこれがお土産として置いてあったらとっても雰囲気出ていいなと思うんだけど卸しているんだろうか。今度サッポロビール園に見に行ってみます

今度から、西区を散歩するたびにここで一つずつこの樽入りビールクラッカーを買い足して行こうかな。

価格は直売所価格なので、お土産店などで見かけた際は異なることがあります。価格は変動することがあります。樽入りビスケットは樽を模した紙製パッケージの製品もありますよ。


“ありました、ありましたよ!推しの札幌土産、樽入りサッポロビールクラッカー” への2件のフィードバック