北海道は製麺所のメーカーが多い気がします。菊水、藤原製麺、西山製麺…
で、今回はその老舗メーカー菊水のお話です。

道内のスーパーでは必ずといって良い程みかけるこちら焼きそばパック。値上げラッシュの前は100円くらいでこの3人前の袋が買えていたと思うとすごい話です。つい2~3年前ですが。

この菊水、北海道ローカルだと思っていたのですが先ほど菊水のHPを見たらびっくり、今や沖縄から北海道まで麺を日配しているそうで、もう全国企業に近いですね。全国企業の定義は分かりませんが。各地に事業所がないと全国企業とは言わないのでしょうか。

ご紹介ついでに外袋の中身です。

ほぼマルちゃんと同内容です。麺が見ただけでは分からないけど食べてみるとマルちゃんより太麺な気がしますが、まあ水加減など作り方にもよりますが全国メーカーと遜色なく、むしろ美味しくて安くてありがたさでいっぱいです。
そして袋の裏面に

菊水の本社は現在江別市にある。ここまでは知っていたのですが、江別に本社があるのは札幌から移転したから、そして札幌の本社は「札幌市白石区菊水」にあり、地名の「菊水」から社名をとって菊水とした、とずっと思い込んでいたのです。今思えばなんの根拠もなくそう思い込んでいたのですが、あまりに状況証拠(と勝手に思っていたもの)が揃っていたので(笑)
菊水さんのHPを見ると、菊水製麺の誕生は北海道上川郡下川町。き、菊水じゃない…!?
当時は杉野製粉製麺所といったそうですが、その杉野製粉製麺所が菊水になったのは杉野家の家紋・商標からだったそうです。か、家紋だったの…!!
でもですよ、菊水は社名が菊水になってから札幌工場が新設されるわけですが、その工場の場所が札幌市白石区だったようで、だとすると札幌市白石区菊水は、製麺メーカーの菊水からとったのではと思い直したのです。トヨタが市の名前になった豊田市みたいに。…ですがそれもまた違って菊水という地名が誕生したのはそれよりはるか昔の昭和29年、菊亭脩季(明治時代の侯爵の名前)の「菊」と豊平川の「水」からとったそうで……菊水が札幌工場を設立したのは昭和42年なので地名菊水が製麺メーカー菊水から取ったという可能性はゼロです。
この菊水つながりはまったくの偶然なのか……。
確かに「菊水」と呼ばれる家紋はあって、代表的なのは海から太陽が上半分顔を出しているような感じに、くねって流れる川の後ろに菊の花の上半分が見えている非常に優美な家紋です。あの家紋(家紋はその家によって違うので全く同じかは分かりませんが)を杉野家が使われていて、そこからとって菊水となったんですね… 一つ勉強になりました。
長い事大き目の勘違いをしていたといえば、「マルちゃん」の東洋水産は長い事北海道企業だと思い込んでいました。子どもの頃からすでに全国規模で商品を展開していたことはしっていたはずなのに、なぜか「北海道企業」と強く思い込んでおりました。しかも北海道に移住してから「あのマルちゃんって北海道企業だったんだ」と思うようになったのです。この勘違いも公式HPの「あゆみ」を見たら築地にて創業を開始したとあってかなり驚愕しましたね……(自分の勘違い加減に)。築地→魚市場→水産物の取り扱いをしていた→東洋水産 というのが社名の由来のようです。最初は横須賀水産だったそうですが(なんで築地で横須賀なんだろう?)。
昔札幌市に大きな東洋水産の工場があって、それで北海道企業と勘違いしたのか、やきそば弁当が北海道限定だったから北海道企業だと勘違いしたのか。
本当、日々勉強です…


