道の駅 マオイの丘公園。
今や道の駅は全国どこにでもあるし、北海道内だけでも2022年時点で125駅あると言われる。確かにドライブに出かけて道の駅を一つも見かけなかったことなどないかもしれない。
そんなどこにでもある道の駅、逆に言うとどこでも同じなのではと思われるかもしれないが、ここは農産物への力の入れ方が半端ではないし、ここでしか楽しめないものもあったりする。順に見ていきましょう。
1.農産物を扱う店舗の圧倒的多さ
8店舗も商店街のようにずらりと並んで出店があるので各店舗での競争があるのか、とっても安いし品数が多い。
農家さんたちがいくつか集まって1グループを作り1店舗出店しているような感じで、それが8店舗もあるので各店舗微妙に値段も内容量も変わってくる。
お客さんにとっては気軽に何店舗も見られるので品定めが楽しい。
普通「道の駅」の一角に農産物販売所があるという感じだが、ここは道の駅の中に八百屋がずらりと並んでいる感じ。店の前の広いスペースも使って所狭しと旬の味覚が並んでいる。あちこちで安さや野菜の大きさなどに驚きの声が上がるなんとも楽しい場所。売れるペースが速いので、早めの時間帯に行きましょう。
2.センターハウスは3階+屋上
近年の高速サービスエリアかのような力の入れようで、屋内にはカルディとコラボしたお土産店の他、スイーツ店、ピッツェリア、おしゃれでゆとりある休憩施設などが1~3階に。どこも綺麗でオシャレ。とくにピッツェリア トニーノはとっても広い。
どぶろくプリンもここで買いました
トイレも明るくおしゃれでした。
3.屋上の景色だけでも来た甲斐あり!
屋外の農産物直売所スペースは、地元のお祭りかと思うほどの人がいるのだけど(車と販売所間を台車で何往復もしながら買っている方も)、センターハウス(屋内施設)はそれより人が少なめ、そしてその屋上はもっと人が少ない。
ほぼ貸し切りなこともしばしば。でもここ360℃ぐるっと石狩平野が見渡せて、このスパーンと平野が広がる様は見るだけでストレス解消にもなります。エレベーターで行けますので時間の許す限り行ってみてはいかがでしょうか。
広い田畑やまっすぐ伸びる道
そしてくつろぐ馬たち
サイロのある景色など
ここはゆったりできるので是非訪れてほしいところ。のんびり眺めた後広いピッツェリア トニーノで北海道産小麦や地元食材の乗ったピザを食べたら、もう満足度高い一日になること間違いなしです。(しつこいけど、野菜や果物はゆっくり景色を眺める前に直売所で買っておきましょう。どんどん売れちゃうから…)
ちなみにの話…
市場のように活気あふれる農産物直売所、このレトロな見た目がとってもいいのですが、現在その後ろに新しい直売所スペースを建設中に見えました。この光景もあとわずかな期間なのかもしれません。
その他キッチンカーも並んでいて活気がありました。
アイヌ語でハマナスのことをマウと呼んだりハマナスの木のことをマウイと言うので、マオイとはハマナスのことかなと思ったのですが、マオイとは「ハマナスが 多い 所」という意味なんだそうです。漢字表記が「馬追」です。ハマナスは海岸沿いにあるイメージですが、ここも一大群生地だったようですね。
気になったのはこちら。
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