円山の魅力|円山公園駅から円山動物園まで歩くだけで北海道の森を楽しめますその1


札幌で円山といったら

高級住宅街です。

背の高い建物が並ぶ中、ぽこっと山が残されているような光景。
こちらが円山です。周辺地域も含めて「円山地区」と呼ばれたりします。札幌の高級住宅街

どこ住んでる?と聞いて円山と帰ってきたらちょっとおお!と思います。東京でいう世田谷みたいな感じがあります。成城というとちょっと言い過ぎかな?そんなこともないかな?とにかく高級住宅街のイメージなのです。

おしゃれなカフェ。おしゃれなお花屋さん。駅直結のショッピングビルもどことなくおしゃれで、ちょっとお高めのパン屋さんがあったり、老舗も多かったり。なんかちょっとおしゃれなエリアなのです。Soup Stock Tokyoが北海道に初上陸した時も円山でした。

そんな円山ですが、自然が多いという一面も持ち合わせています。

世田谷区にも、ちょっとした自然の景観が残っていますよね。等々力渓谷と言ったでしょうか。規模は小さいですが美しい自然のせせらぎが残っています。円山は、というとですね。そもそも世田谷区のような規模でもなく、さらには北海道ということでちょっと自然の規模が大きくなりまして、原始林やヒグマも暮らす森が残っています。残っているというよりはこれからもあり続けるべき姿の原始林。古木がたくさんあって美しいですし、気軽にリスと出会えるのも嬉しいところです。エゾリスだけでなくエゾシマリスもいるんですよ。かわいいです。

原始林と聞いたらちょっと身構えるというか、登山用のグッズもないし…と諦めてしまいがちですが、円山の良いところは、都会の中に突如原始林が現れるのでお買い物ついでに簡単に原始林が楽しめる所です。

地下鉄円山公園から数分歩くと円山公園。入口には温度計があります。
この日は3月末。雪は若干残るもさすがにもう温かいです。5.7℃の表示。

都会の中に突如原始林が…と書きましたが、原始林側にしてみたら原始林に突如街が…と思っているかもしれません。

どちらにしても貴重で美しい円山公園。是非歩いて回りたいところです。

そんな訳で雪が名残惜しくなってきた3月末、溶けかかった雪が少し残る円山公園を歩いておりますと…

ん?

中央の木にご注目ください。ぽこっと丸いフクロウのフォルムが…!

そっと近寄ります…

フクロウ…!!!

あの色、あのフォルム、いる場所。これはもうフクロウ以外のなにものでもありません。やっと出会えました

やっぱり森は午前中に行くに限りますね。

と、さらにそっと近寄ると

木のコブでした。

えええええええこんなに近寄ってもフクロウっぽいのに…

顔まであるような気がするけど……

コブでした。

自然の芸術。

むしろフクロウはこういう木のコブに擬態するように進化したのかと思うくらい

フクロウフクロウしている、木のコブでした。

森歩きは楽しいですね。円山散歩まだまだ続きます