今回見つけたのはこちら。「おいもあんボール」さっそく詳しく見ていきましょう。
北海道とさつまいもの関係
さつまいもだけは「北海道産!」とはいかないのではないでしょうか。
北海道はさつまいもの栽培にあまり向いていない土地柄。土が肥沃すぎるとさつまいもの栽培には向かないらしい。北海道が寒すぎるということもあるけど。
北海道でも全く栽培されていない訳ではない。一度だけ南区のスーパーで北海道産のさつまいもを(しかも冬に)買った記憶がある。少数だけ温室で育ててみたというようなポップがあったように思う。おそらく試験的にというか遊び心で作ったような感じであろう。スーパーに広く出回るさつまいもは茨木県産か徳島県産。
北海道土産の代表的なもののひとつにサツマイモを使わずに作った見た目も味もサツマイモのお菓子「わかさいも」や「いも風味」といったものがあるが、これらのお菓子も厳しい寒さでサツマイモが採れない北海道でサツマイモの味を再現したというところから始まっており、全国各地から集まった開拓者たちにとっては懐かしいサツマイモの味を再現してくれた”郷里の味”を楽しめる大事なお菓子だった。
それでもやっぱり深い「サツマイモ愛」
採れないから食べない という訳でもなく、北海道でも本州と同じようにスーパーには必ずサツマイモが並んでいる。輸送費がかかるせいか、本州で買っていた時より高い気がするが、それでもサツマイモは結構な人気商品。焼き芋ももちろん人気で、たいていのスーパーにある焼き芋オーブンのあのいい匂いに誘われて、多くの人が買っていく。町を散歩していると焼き芋専門店もちらほら見かける。やっぱりサツマイモっておいしいよね。北海道でも、古くからこの土地にないサツマイモを追い求めて違う材料でサツマイモの味を再現していたほど、サツマイモ愛は深いのです。
おいもあんボールの外観
そんな訳で北海道で「おいも」といったら北海道では通常ジャガイモを指すがこちらはさつまいも。見た目は優雅な和菓子的でもある。和のお皿に乗せたら急なお客様にもお出し出来そうではある。
ナイフで切ってみると
こんな感じです。
そのお味は…
まあ一言で言ったらさつまいもあんのお饅頭なのですが、皮がもっちりです!
コンビニに4個入りのちょうどこのくらいの大きさで売られているポンデケージョがありますが、あれに近いもっちり感。皮まではそんなに期待していなかった(失礼)ので予想以上に美味しかったです!あったかいお茶によく合いました。
おいもあんボールの価格とカロリー
価格は138円(税抜)。税込価格149円。
おいもあんボールのカロリーは一個80kcal。一袋320kcal。
価格は4個入りなので実はかなり良心的価格なのですが、和菓子コーナーでなく菓子パンとして売られているので周囲のパンと比べて小ぶりで高く感じるのは否めません。でも買って損はないので小ささに怯まずまっすぐレジへ!
ありがとうセイコーマート。
せっせと行こうセイコーマート#15|おいもあんボール