土方歳三のアジトと第七師団たちのストーブ|ゴールデンカムイで寄り道さんぽ#33

尾形「一矢報いるだけが目的じゃあ アンタについていく人間が可哀想じゃないか?」

ゴールデンカムイ第70話『アムール川から来た男』より

尾形に「かわいそう」という感情があるんだ…と変なところばかり気になってしまったシーンだが、それがこの土方歳三らのアジトのモデルである開拓の村の  旧福士家住宅

土方歳三「ロシアといっても一枚岩じゃない」

ゴールデンカムイ第70話『アムール川から来た男』より

ローアングルのコマではこのちゃぶ台の引き出し部分の彫刻のような細かい木目も見ることが出来る

この家の持ち主であった福士成豊さんは幕末・明治の船大工、通訳、測量技師、気象観測者と多岐に渡る才能の持ち主で日本人で初めて気象観測を行った人物とされる。気象観測では指導者的立場だったようなのでお金持ちだったのかもしれない。明治半ばに建てた戸建てとしてはたいへんおしゃれな水色の外観(後の塗り直しかもしれないが)。

この旧福士家住宅は中に入ると想像の倍広い。屯田兵屋などとは全く異なり、その分たくさんの展示がある。部屋数も多い。室内にはどっしりした和風の金庫もあれば土方歳三が寛いでいたラタンのビーチベッドのような洋風のものもあったり、でも横には火鉢…玄関周りの窓は江渡貝くん家の窓のモデルとなっていたり…など和洋取り入れた家となっている。

廊下も広々。手前の窓は和風だが奥のカーテン付き窓は洋風
どこを見ても広々していて部屋数も多く2階もある
玄関周りの窓は洋風で長いカーテンが使われている。
江渡貝くん家の窓のモデル

特に玄関部分は玄関ホールとでもいうべきか広い板の間になっており、展示がたくさん並んでいる。

江渡貝くん家の窓のモデル

”ガシャン”(第七師団により火炎瓶が投げ込まれる)

ゴールデンカムイ第81話『隠滅』より

ぐるりと一周する形で反対側からこの部屋をみると

キラウシ「きたッ『猪鹿蝶』!!また俺の勝ち!!門倉弱すぎるッ」

ゴールデンカムイ第222話『刺青人皮』より

そしてこの部屋の後ろ側にあるストーブは第七師団で

谷垣「鶴見中尉殿は『カネ餅』というのをご存知ですか?」

ゴールデンカムイ第75話 『阿仁根っ子』より

谷垣は鶴見中尉とテーブル椅子に座っているが、このストーブを第七師団のメンバーが囲んで座っている様子が描かれている。回想シーンなので三島や玉井伍長の姿も見える。

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